端午の節句を控え、福井県勝山市の県立恐竜博物館に恐竜の五月人形がお目見えした。出口ゲート付近に設置され、りりしい武者姿で来館者を見送っている。

 五月人形は高さ1・3メートルで、館内の恐竜模型を多数手掛ける荒木一成さんが制作した。2本足で立つフクイラプトルに甲冑(かっちゅう)と青い陣羽織をまとわせ、手にはかぶとを持たせた。愛知県から家族と訪れた幼児は「甲冑がかっこいい」と話し、一緒に写真に収まっていた。

 2012年から展示しており、今回で12回目。5月31日まで。
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