龍宮城の眺望楽しんで 宝達山、休憩所オープン
山の龍宮城は5年前に旧施設の敷地に陥没が確認されたため、町によって移転新築された。延べ床面積170平方メートルの木造で、2階の360度テラスや1階の大型窓から日本海や白山、立山連峰の絶景を楽しむことができる。
この日は曇り空でガスがかかったが、利用者は「白く煙る景色もいい」と笑顔を見せた。リニューアルに伴い無人施設となり、旧施設の管理人だった宝達山ファンクラブ代表の橘英子さんは「登山者を迎える人がいないのは寂しいけど、ここを拠点にクラブの活動をいろいろとしていきたい」と話した。
山頂の手速比咩(てはやひめ)神社では開山祭が営まれ、寳達典久町長ら関係者が山の安全を祈願した。
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