中国電力は2023年度の決算を発表しました。
経常利益,、純利益ともに過去最高となり4年ぶりの増益となっています。

中国電力の2023年度決算は
売上高が1兆6287億円で前年度と比べ3.9パーセント少ない減収となりました。

一方、経常利益は1940億円、純利益は1335億円の増益で、ともに過去最高の黒字となっています。
燃料価格の下落にともなう燃料費調整制度の期ずれ利益などが大きな要因ということです。

また、去年8月に自由料金のプランについて、燃料費調整制度の記載がなく、規制料金の従量電灯Aより安くなる表記が
消費者庁から景品表示法違反にあたるとして措置命令を受けた案件では、契約した人に返金する方針を示しました。

2022年4月から2023年1月12日に家庭用の自由料金・スマートコース、シンプルコースに加入した人が対象で
文書で通知するとともにHPでも公開しています。

中国電力では、この返金費用として今年度予算に約10億円を計上すると言うことです。