アウトドアブランドやアウトドア施設によるワークショップが盛んになってきました。昨今のアウトドアブームにより、全国各地にしっかり浸透し、子どもから大人まで、一緒に楽しみながら自然の中で学べるような機会が増えています。せっかくの休日は、家族や友人と思いきり非日常体験をしたいですよね。

 本記事では、株式会社フォーイットが運営するアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」が、全国の10代〜50代までの男女500人を対象に実施した「アウトドアイベントでどんなワークショップに参加してみたいですか?」というワークショップに関するアンケート結果をもとに、人気のアウトドアワークショップの情報を紹介します。

【アンケート調査概要】
対象者:18歳〜59歳の男女
サンプル数:500人(各年代100人ずつ)
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施:株式会社フォーイット/アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」
アンケート実施日:2023年10月30日 〜 2023年11月12日

男女500人が選ぶ「アウトドアイベントで参加してみたいワークショップ」とは?

 大人も子どももみんなで楽しめて、普段の生活では味わえない体験ができるワークショップ。とはいえ、たくさんの選択肢がある中で、「何をしたら楽しいの?」と頭を悩ませる人も少なくないでしょう。

アウトドアイベントでどんなワークショップに参加してみたい?

 アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の調査によると、キャンプにまつわる一般的なレクチャーから、その土地ならではの工芸・料理を学べるものまで、多種多様なワークショップがあるそう。

 どんなジャンルがあるのか、まずは紹介していきましょう。自分が興味のあるものがきっと見つかるはず!

アウトドアイベントで、どんなワークショップに参加してみたい?

【全体】アウトドアイベントで、どんなワークショップに参加してみたいですか?
株式会社フォーイット アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」調べ

 ここ数年のキャンプブームでは、「キャンプ飯」が話題になっています。コロナ禍では、自宅でキャンプ飯を楽しむ人までいたほど。自然をダイナミックに感じながら野外で料理を作って食べる楽しさは、アウトドアならではの格別な体験です。

 そういったこともあり、第1位は「アウトドア料理」で、回答者全体のうち30.5%を占める結果となりました。続く2位は「星座観察」で26.5%。3位には「野生動物・植物観察」(19.8%)がランクイン。次いで「テント設営」(19.4%)「サバイバルスキル」(14.8%)という順番になっています。

 また、「ワークショップには参加したくない」と回答した人は37.7%で、60%以上の人が何らかのワークショップに参加したいと考えていることになります。アウトドアでの楽しみ方は無限にあり、それぞれのニーズにあわせて、幅広い知識や経験を得られる様々なワークショップが開催されています。お気に入りが見つかったら、気軽に体験してみてはいかがでしょうか。

【男女別】アウトドアイベントで、どんなワークショップに参加してみたい?

【男女別】アウトドアイベントでどんなワークショップに参加してみたい?
株式会社フォーイット アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」調べ

 男女別で見ると、「野生動物・植物観察」、「テント設営」、「サバイバルスキル」では男性の回答率が高いという結果になりました。一方、「アウトドア料理」、「星座観察」、「物作り(キーホルダーやフォトフレーム等)」では女性の回答率が高くなり、男女で参加したいワークショップに一定の違いがあるということがわかります

 最も差が大きいのは「テント設営」で、男性の回答率が女性より約12%高いという結果に。キャンプの醍醐味である設営に関しては、ギアを楽しみたい、自分ひとりでテントを立ててみたいというような好奇心豊かなタイプが多いと考えられます。手際よくテント設営ができる人は男女問わずカッコイイですよね。2024年はテント張りをマスターして、皆で楽しくアウトドアライフを満喫してみませんか?

 テント設営ワークショップはキャンプ場が無料で開催していることもあるようなので、機会があればぜひ参加してみることをおすすめします。

【年代別】アウトドアイベントで、どんなワークショップに参加してみたい?

【年代別】アウトドアイベントでどんなワークショップに参加してみたい?
株式会社フォーイット アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」調べ

 年代別で見ると、各年代で「アウトドア料理」、「星座観察」、「野生動物・植物観察」などのワークショップが人気の模様。なかでも、10代では「物作り(キーホルダーやフォトフレーム等)」、20代では「カメラスキル」と回答した人が多く、若年層ならではの傾向があることがうかがえます。

 30代以上の数値が高いのは、子育て世代がワークショップに関して興味を持っているからでしょう。

【子どもの有無】アウトドアイベントで、どんなワークショップに参加してみたい?

【子供の有無】アウトドアイベントでどんなワークショップに参加してみたい?
株式会社フォーイット アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」調べ

 子どもの有無では、すべての項目で子どもありの人の回答率が上回る結果となりました。

 「アウトドア料理」についで人気が高かったのは「星座観察」。子どもに「あの星座、なあに?」と聞かれたとき、答えられるような大人でありたいですよね。

 海辺や草原で、普段なかなか触れることのない天体望遠鏡で美しい星を覗いたら、知的好奇心が旺盛な子どもたちにとって一生忘れられない体験になるはず。子どもだけでなく、大人もワクワクして楽しめて、格別な思い出になること間違いなしです。星座観察のワークショップの中には、手作りした望遠鏡で星空を眺めることができるものもあるようです。

 ワークショップは、家族のみで出かけた際には教えたり経験したりすることが難しいようなことを学ぶことができます。子どもが普段できない体験をさせてあげられる時間として考えている人が多いのかもしれません。

アウトドアでの食事は最高! せっかくのアウトドア料理をより特別なものにするためには?

 大自然の中で調理し、食べる、これこそがキャンプの醍醐味ですよね。とはいえ、実際にアウトドア料理に挑戦するとなると必ず火が必要になります。キッチンやコンロのない野外で火を起こす際には①薪 ②用具 ③消火準備などが肝となります。そのなかで一番楽しくもあり、苦労するのが薪の準備……つまり「薪割り」です。せっかくなら、ワイルドに“薪”を燃やせばさらに盛り上がるでしょう。

 薪割りのギアとして代表格である斧やナイフ、鉈も使えば、さらに本格的でアウトドア気分も高まります。しかし、大きくて重みもあるギアは扱いが難しく、何より安全面で不安です。そんな悩みを解消してくれるのが、簡単・安全に焚き火やアウトドア料理を楽しめる「薪割りクサビ」です。

 薪割りクサビは、手のひらサイズでコンパクトなのが特徴で、クサビ一つで、斧やナイフ、鉈の3役を果たしているため、子どもからお年寄りまで安全に薪割りが楽しめます。その使い方は至ってシンプル。薪割りクサビの刃先を薪に当てて上からペグハンマーを打つだけで簡単に薪が割れるようになっています。火起こし用の小さな薪、針葉樹や広葉樹、モノによっては丸太まで、どんな薪でも割ることができる万能のギアとして、アウトドア好きの間で注目のアイテムとなっています。

 非日常のアウトドア体験。美味しい料理を食べるのも勿論ですが、大切な家族や友人と、貴重な時間を共有してみるのもいいのではないでしょうか。親子で参加できるイベントも多いので、思い出作りの場としても最適です。

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出典元:
株式会社フォーイットが運営するアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」による「アウトドアイベント関するアンケート」より