宮内庁は4月17日、天皇皇后両陛下を始めとする皇室関係者のなりすましSNSアカウントに注意するように公式サイトで呼びかけている。

 宮内庁は1日から、Instagramの公式アカウントで情報発信を始めており、フォロワー数は96万人を超えている。

 同庁は「宮内庁が運用しているSNSアカウントは、Instagramの宮内庁公式アカウント以外に存在していない」として、なりすましSNSアカウントに十分注意し、必要があれば宮内庁やSNS事業者などに相談するように案内している。

 SNSのなりすましアカウントを巡っては、著名人の名前や写真を使った詐欺広告が多数掲載されている問題が取り沙汰されており、宮内庁は先手を打って注意喚起したとみられる。