はい、みなさん、こんにちは。瀬戸内寂聴でごじゃいます。
今回はね、こういう料理をみなさんにご紹介したいと思うんですねー。
冥途の土産にぜひ作ってみてくださいね。

タルタルコンビーフ

〔 材料 〕 1人前
コンビーフ …… 1缶
たまねぎ(みじん切り) …… 30g
種ぬきプルーン …… 1粒
ケッパー …… 大さじ1
アンチョビソース …… 少々
生クリーム …… 大さじ1
卵黄 …… 1個
キャベツ …… お好みで

〔 作り方 〕

1

まずは、プルーンを10等分ぐらいに粗みじん切りにします。
調味料代わりにプルーンで甘みを加えます。健康にもいいですし、鉄分が取れて、さらに繊維質も多いのでいいですね。そしてケッパーも細かく刻みます。
酸味と塩味がちょうどいいので、常備しておくととても便利です。トーストにもおすすめですよー。どちらもボウルに入れ、さらにアンチョビソースを加えます。
発酵した味がコンビーフの風味を引き立たせてくれます。

2

ボウルに入れた材料の味を取り持つ役目をするのが生クリームです。
なんでもまろやかにしてくれます。「山口もえでーす」の役割ですねー。
これを混ぜ合わせるだけで、下味の完成でございます。

3

そして主役の登場。コンビーフ! 
冬のこの時期は硬くて混ざりにくいので、ゴム手袋をして、手でいじめてやります(潰しながら混ぜ合わせる)。

4

たまねぎのみじん切りも加えて混ぜ合わせます。
これで日ごろのプチストレスを緩和していただきたいと思います。

5

(混ぜ合わせた具を)セルクル(円形の型)に閉じ込めます。セルクルはあると便利。
詰め終わったら、中央をちょっとだけ凹ませておきます。凹んだ?

6

セルクルから具を外してお皿に盛ったら、お好みでキャベツの千切りなどを周りに盛り付けてください。さらに喜ばれるはずです。
見た目もいいですねー。中央の凹みには卵黄を置きます。はい、豪華! 
いかにもおいしそうです。ワインといっしょにゆっくりと召し上がってください。

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ワインにぴったりの一品です!
是非お試しあれ〜♫

清水ミチコ

岐阜県出身。1987年のデビュー以降、テレビ・ラジオのほか、エッセイ執筆、CD制作、ライブと、幅広く活躍。YouTubeでは、「清水ミチコのシミチコキッチン」「清水ミチコのシミチコチャンネル」を配信中。全国ツアー「清水ミチコアワー〜ひとり祝賀会〜」もまだまだ各地で開催中。詳しくは、4325.netをチェック!


撮影/白井裕介 イラスト/堀道広 文・編集/鈴木香里

大人のおしゃれ手帖2024年4月号より抜粋
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