「花で共創するまちづくり」を目指して福岡市が進める市民参加型の取り組み「一人一花運動」が、今年で7年目を迎えた。5万本のチューリップなど色とりどりの花が市のメイン通りを彩り、外国人観光客にも好評だ。
 この植栽活動には企業、学校、民間団体が携わっている。来訪者を歓迎する「おもてなし花壇」は163社の企業が設置し、ボランティアが手掛けた道路沿いの花壇も355カ所あるという。
 市は再開発が進み、風景が無機質になりがちだが、高島宗一郎市長は「花で福岡のまちを盛り上げたい」と話している。【もぎたて便】
[時事通信社]