サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)で監督を務めていたアレックス・ファーガソン氏は、現地30日のG1ドバイシーマクラシック(芝2410m)に生産馬のスピリットダンサーを送り出す。

 スピリットダンサーはフランケル産駒の7歳セン馬。6歳だった昨季に重賞初制覇の遅咲きで、11月にはG2バーレーンインターナショナルトロフィーを制覇。さらに今年2月にはサウジアラビアのG2ネオムターフカップで重賞3勝目を挙げた。

 ファーガソン氏は「自分が生産した馬がこのような規模のレースに出場できるのは光栄だ」とドバイレーシングクラブにコメント。「ヨーク(昨年8月の英G3ストレンソールステークス)で勝ったとき、リチャード(フェイヒー調教師)はバーレーンに行くと言った。私が『バーレーン!そこで何がしたいんだ?』と聞いたら、彼は『スピリットダンサーにとって素晴らしいレースがある』と言ったんだ。彼が計画立案者であり、私たちは彼と議論するつもりはないんだよ」と語っていた。