アスパラ豚肉巻きレシピ!プロ直伝バラけないコツ&タレの絡め方

ご飯のおかずにはもちろん、お弁当やおつまみにもぴったりなアスパラガスの豚肉巻きレシピを、料理教室の主宰や料理本の執筆を手掛けるなど、幅広く活躍する冷水希三子さんに教えていただきました。肉がバラけない焼き方やタレを絡ませるコツも紹介します。

アスパラの豚肉巻き

豚肉に絡んだコクのあるタレと、アスパラガスのみずみずしさがちょうど良いバランス。ご飯もお酒もすすみます。

アスパラの豚肉巻きのレシピ

材料(2人分)

アスパラガス:4本

豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用):8枚

油:大さじ1

片栗粉:適量

<A>*材料を合わせておく

酒:大さじ2

醤油:大さじ1

みりん:大さじ1

砂糖:大さじ1/2

作り方

アスパラガスの根元の、筋張ってかたい部分の皮をピーラーでむく。かたい「はかま」があれば取り除く。

アスパラガスの皮のむき方はコチラ

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筋があると食べにくいので、かたい部分はしっかり取り除いておきましょう。

アスパラガスの筋をむく

1を2等分に切り、熱湯でさっとかために茹でて粗熱を取っておく。


おいしく作るコツ

・さっと下茹ですることで、焼いた時に豚肉とアスパラガスの火の入り具合が均一になります。
・豚肉を巻くので粗熱は取っておきましょう。   アスパラガスを茹でて粗熱を取る

豚肉1枚をまな板にのせ片栗粉を少々振り(片栗粉の目安は下の1枚目の画像を参照)、その上にアスパラガスを斜めに置いて、下の2枚目の画像のように豚肉を巻いていく。


肉がバラけないポイント

片栗粉を振ることでアスパラガスと豚肉が密着して、バラけにくくなります。   豚肉に片栗粉を振る豚肉にアスパラガスを斜めに置いて巻く

巻き終わったら表面にも片栗粉を振って、下の2枚目の画像のようにギュッと握る。残りのアスパラガスも同様に豚肉を巻く。


肉がバラけず、タレがよく絡むポイント

・表面に片栗粉を振ると、バラけにくくなるうえにタレが絡みやすくなります。
・下の2枚目の画像のようにギュッと握ることで、さらにバラけにくくなります。巻いた表面に片栗粉を振る巻いたものを手でぎゅっと握る

フライパンに油を引き、4を、巻き終わりを下にして中弱火で焼く。焼き色がついたらひっくり返し、全面に焼き色をつける(焼き色の目安は工程6の画像を参照)。


肉がバラけないポイント

巻き終わりから焼くことでバラけにくくなります。フライパンに豚肉の巻き終わりを下にして置き、焼く

フライパンの余分な脂をキッチンペーパーなどで拭き取る。


タレがよく絡むポイント

脂があるとタレが絡みにくいので、拭き取っておきます。フライパンの油を拭き取る

6に合わせておいたAを加え、転がしながら、下の画像のようにとろみがつくまで中弱火でたれを絡める。


たれを入れて絡める

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・味変には、こしょうをふるのがおすすめ。
・タレにカレー粉を混ぜてもおいしくいただけます。

最後に

コク甘ダレがおいしいアスパラガスの豚肉巻きを、ぜひ作ってみてください。

アスパラガスの種類と下ごしらえについてはコチラ


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冷水希三子

冷水希三子/Kimiko Hiyamizu

料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰

レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
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アスパラガスは、冬の間に養分を蓄えた根から、春〜初夏にかけて伸び出してくる若い茎の野菜。日光を当てて栽培したものがグリーンアスパラガス、土をかぶせ遮光して育てたものがホワイトアスパラガスになります。

最終更新:2024.05.13

文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ