宮城県内で「一番早く」、涌谷・黒沢さん一家が極わせ種を田植え
作付けを予定する5・2ヘクタールのうち、初日は約40アールに約15センチに成長した苗を植えた。長男伸嘉さん(47)らが田植え機に乗り込み、30分ほどで作業を終えた。
気候温暖化もあり収穫時期は年々早まっている。今年はお盆過ぎに稲刈りを始める予定で、約20トンの収穫を見込んでいる。
「おもてなし」は「ひとめぼれ」の変種で本格的な栽培は24年目となる。昨年の酷暑による高温障害はなかった。重雄さんは「これからは温暖化に対応した農業が必要。新米を早く消費者に届けたい」と話した。