現地3月30日、ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイワールドカップデー7R・ドバイターフ(G1・芝1800m・16頭立て・1着賞金290万ドル=約4億3000万円)は、M.ギュイヨン騎乗、ファクトゥールシュヴァル(せん5・仏・J.レニエ)が、2着には日本馬のナミュール(牝5・栗東・高野友和)、3着にも日本馬のダノンベルーガ(牡5・美浦・堀宣行)が入った。

 日本から参戦したドウデュース(牡5・栗東・友道康夫)は5着、マテンロウスカイ(せん5・栗東・松永幹夫)は15着に敗れた。

2着 ナミュール
C.デムーロ騎手
「良いレースでした。とても速いペースで、勝ちそうでしたが少し届かなかったです。惜しかったです」

【写真】ドバイターフ

「力はワールドクラス」

ドバイターフ レース写真 (C)Yushi Machida 

高野友和調教師
「もう少しでした。負けたのは残念でしたが馬が目一杯頑張ってくれました。力はワールドクラスだなというのは見せてくれました。(馬の状態は)今回の方が良かったです。手を抜くことがない馬で、一戦一戦全力投球で走ってくれて頭が下がる馬です」

 日本馬最先着はナミュールだった。レースでは横山典弘騎乗、マテンロウスカイが先手へ。ダノンベルーガがは中団、ナミュールは後方2番手からの競馬で直線勝負に。直線ではナミュールが大外から飛んできたが、勝ち馬と並ぶようにゴールしたものの僅かに及ばなかった。ドウデュースはやや出負け気味の飛び出しで中団後方からの競馬に。リカバリーをして位置を取りに行ったが、その後はあまり動けなくなり5着まで押し上げるのが精一杯だった。勝ったのはフランスのファクトゥールシュヴァル。

【全着順】
1着 ファクトゥールシュヴァル・仏
2着 ナミュール・日
3着 ダノンベルーガ・日
4着 メジャードタイム・首
5着 ドウデュース・日
6着 ストレートアロン・香
7着 カリフ・巴
8着 ロードノース・英
9着 ナシュワ・英
10着 サンドナート・首
11着 リアルワールド・首
12着 カイロ・愛
13着 ヴォイッジバブル・香
14着 ルクセンブルク・愛
15着 マテンロウスカイ・日
競走中止 キャットニップ・米