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 もはやボルシア・メンヒェングラードバッハでは、ジョーダン・バイヤーのバーンリーFCへの完全移籍は、イングランド・フットボール・リーグからの移籍禁止令が解除されたことにより時間の問題となっていたが、先日にプレミアリーグ昇格を果たした同クラブでは水曜夕方、ドイツユース代表ディフェンダーの獲得を発表した。

 これは例外条項に定められていた買取オプション1500万ユーロを行使したものであり、

グラードバッハの本拠地近くで育ち全てのユースを経験してきた、バーンリーでは加入当初よりファンの心をつかんでいた22歳は、とりわけマーカス・テュラムやラミー・ベンセバイニ、ラース・シュティンドルといった主力選手たちがフリーで退団する中で、最後にグラードバッハへ戦力補強にむけた貴重な財源を残していくことになる。

テュラムとエルベディ、コネが不在

 なお前節では内転筋の負傷を抱えるマーカス・テュラムが欠場、試合前にファルケ監督は「木曜には練習復帰できるかもれしれない。あまりいい感じではないんだ」と述べており、特に出場停止となったアラサン・プレア不在の対応を強いられるところ。また火曜日の練習ではニコ・エルベディも不在に。こちらは足首に腫れが見られ、2日間休養したが復帰予定だという。またクアディオ・コネについても不在だったが、こちらも膝の打撲による念の為の措置で、最終調整への参加は見込まれているとのこと。ただそんななか、シントトロイデンにレンタル中のロッコ・ライツが、ベルギーでのシーズンを終えたために練習に参加していた。