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 アンヘリーノの将来は以前不透明のままとなっている。今期最終節にて「最後のホームゲームだ(でもそうじゃないかもしれないね)」とウィンクつきでファンにメッセージを投稿していたように、RBライプツィヒとTSGホッフェンハイムとの契約はこの夏までで、ただ契約には2000万ユーロでの買い取りオプションが付随。そのためその行使が注目されることにはなるが、確かにマタラッツォ監督就任からパフォーマンスが向上したとはいえ、おそらくホッフェンハイムにとってあまりに高額なものとなるだろう。

 実際に今シーズンのアンヘリーノは最終節でのベブーへのお膳立て含む、10アシストと二桁に載せており決定力不足に泣いたクラブ状況を踏まえれば、本来ならばもっと良い成績を残せていた可能性はあるだろう。果たしてそんなスペイン人サイドバックに対して、ライプツィヒが望むような高額の移籍金を支払うクラブは登場してくるのか。仮にそれを果たせない場合、まだ2年契約を残すライプツィヒが浮上のきっかけを作ったマタラッツォ監督の下に、さらにもう1年アンヘリーノを預ける可能性も否定はできないだろう。問題はホッフェンハイムが比較的早期にチーム作りを進めたい部分であり、いずれにしてもアンヘリーノ抜きで取り組むことにはなりそうだ。