防衛省は鹿児島県・薩摩半島の南西沖で5月5日、中国海軍の艦艇2隻を確認したと発表しました。

防衛省によりますと、5月5日午前10時すぎ、薩摩半島の南西沖にある草垣群島の南約40キロの海域で、中国海軍の艦艇2隻を確認したということです。

2隻の艦艇は大隅海峡を東に進み、太平洋に向けて航行し、領海への侵入はありませんでした。

中国海軍の艦艇が大隅海峡を航行するのは、2024年に入ってこれが3回目です。

防衛省は「陸海空含めてこれからも注視して警戒や監視活動にあたっていく」とコメントしています。