トヨタが「上海モーターショー2023」で中国初公開したレクサスの次世代電動スーパースポーツカー「エレクトリファイドスポーツ」が、日本でも高い注目を集めています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

レクサスの「次世代スーパースポーツ」に注目集まる

 2023年4月18日から27日まで開催された「上海モーターショー2023」で、レクサスは次世代電動スーパースポーツカー「エレクトリファイドスポーツ」を中国で初公開しました。
 
 このモデルは伝説のスーパーカー「LFA」の後継車といわれており、レクサスの未来を象徴するスポーツカーという重要な存在でもあることからも、SNSなどでは数多くの投稿やコメントが寄せられています。

 エレクトリファイドスポーツはレクサスが2021年12月に世界初公開したスーパースポーツカーのコンセプトモデルで、EVであっても徹底的にこだわった走りと、多彩なクルマの楽しみ方を提案しています。

 スポーツカーらしく流線形の美しいプロポーションと存在感のあるワイドで低く構えたボディを具現化し、レクサス車に共通するL字のLEDクリアランスランプをフロントに装着。

 高性能車を力強く主張するボンネットダクトを2つ備えたほか、ブレーキキャリパーにはクリーンなEVの性能を示す青いアクセントカラーを採用しています。

 走行性能は、0-100km/h加速が2秒台前半を目指すといいます。これはLFAの3.6秒をしのぐ加速であり、エレクトリファイドスポーツが環境性能と共に、優れた動力性能も兼ね備えていることを示しています。

さらに一回の充電で航続可能な距離は700kmが想定されています。

 そんな次世代のレクサスを象徴するモデルとして数々の最新技術が搭載されるエレクトリファイドスポーツは、日本でも再び高い注目を集めており、数多くの反響がSNSの投稿などで寄せられました。

 とくに多く見られたのが「美しい…」「カッコいいと思います!」「一生買えないけど、街を走ってたら見とれちゃうよね」など、エレクトリファイドスポーツのスタイリングやデザインの美しさに高い魅力を感じたというコメントでした。

 また「発売したらぜひ乗りたい」「一度でいいから加速力を味わってみたい」「価格が1200万以内なら購入する!」と、試乗したいという声から真剣に購入を検討するような意見も多く投稿され、市販への期待が高まっている様子もうかがえます。

 そのほか「MTが用意されるところが良いねぇ」「加速は凄いだろうけどコーナリングはLFAと比べてどうだろう?」「レクサスブランドなので富裕層に絶対売れる!」という、エレクトリファイドスポーツの仕様や性能、仕様についての魅力を語る人や、「なんとなくトヨタ2000GTを思い出す」「サイドビューのデザインが2000GTっぽい」などの、トヨタの過去の名車である「2000GT」を想起する人も見られました。

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 エレクトリファイドスポーツの市販モデルがいつ発売されるかについてはアナウンスされてはいませんが、搭載されるシステムや走行性能、スペックについては少しずつ明らかになっており、トヨタからのさらなる詳細情報の発表にますます注目が集まっているようです。