三菱が2023年5月31日に一部を公開した新型コンパクトSUVについて、SNSなどでは多くのユーザーからコメントが寄せられています。

三菱の新型SUVに期待の声!

 三菱は2023年5月31日、8月開催予定の第30回インドネシア国際オートショーで新型コンパクトSUVを発表すると明かし、ボディの一部が映し出された写真を公開しました。
 
 この新型車については、SNSなどで多くのユーザーから注目を集めているようです。

 新型コンパクトSUVは、三菱が自動車事業の中核と定めるアセアン(東南アジア諸国連合)地域に投入を予定しているSUVシリーズの第一弾モデルです。

 このクルマについて三菱は、これまで培ってきたクルマづくりのノウハウを注ぎ込み、スタイリッシュで力強いデザインと運転のしやすさ、広々とした居住空間による高い快適性と実用性を両立したモデルだと説明します。

 また、足回りにはアセアン地域の路面環境に最適化したチューニングを施し、荒れた路面や激しい降雨の中でも安全に走行できるということから、悪路走破性能が高められることがうかがえます。

 公開された画像では、フロントフェイス、インテリアの一部を披露し、くさび形の鋭いヘッドライトや筋肉質で力強い印象を与えるボンネットとフェンダーが映し出されています。

 インテリアは音響メーカーであるヤマハと共同開発したスピーカー周辺部の画像を公開し、オーディオシステムにこだわっていることを強調しています。

 なお、車名やボディサイズをはじめ、詳細な情報は公表されておらず、日本国内への導入に関しても言及されていませんが、すでにSNSなどでは多くのユーザーが関心を寄せているようです。

 特に、5月25日に発売された新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」に続く新型モデルの登場を喜ぶ声が多く、「どんな車なのか楽しみだなぁ」「デリカミニといい、魅力的な車が多く出るのは嬉しい!」「久々のコンパクトSUV!期待してます」「三菱の車が熱い!デリカミニに加えて新型SUV!」など、期待を持つユーザーが多いようです。

 また、「ヤマハのオーディオを積むなら、日本導入の期待が高まりますね」「日本市場への投入も検討お願いします!」など、国内へ導入してほしいとする意見もありました。

 さらに、「このままランエボもパジェロも復活希望!」「この勢いでパジェロも復活だ!」など、10世代に渡って展開し、2016年に販売を終了したスポーツセダン「ランサーエボリューション」やかつて一世を風靡した本格四輪駆動車「パジェロ」など、新型車の登場とともに三菱が展開してきたクルマの復活を求める声も寄せられています。

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 なお、三菱は2022年10月にコンパクトSUVコンセプトカー「XFCコンセプト」を公開しています。

 三菱のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を進化させて採用したほか、SUVらしい力強く堂々とした佇まいとスマートなボディラインを描くことで、スタイリッシュでスポーティなデザインを特徴としています。

 XFCコンセプトは、2023年度にベトナムを含むアセアン各国をはじめ、その他諸外国への投入や電動モデル追加を予定していることも発表され、ヘッドライト形状などは今回の新型SUVとは共通する雰囲気を持っていることから、その市販版モデルである可能性が高いとみられます。