2024年5月20日、トヨタは「シエンタ」に一部改良を施し、発売しました。一体どのような改良がされたのでしょうか。

新色追加&人気のオプションが標準装備に

 2024年5月20日、トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」に一部改良を施し、発売しました。

 シエンタは、小型でユースフルな7人乗りの3列シート車として、初代モデルが2003年9月に発表されました。

 現行モデルとなる3代目は、2022年8月に登場。どこかヨーロッパの風を感じさせる、こなれ感満点のスタイリングと、ニュアンス色を採り入れたボディカラーとの組み合わせが特徴的です。

 また3列シートの7人乗りと2列シートの5人乗りが選択できる上で、5ナンバーサイズに収まるボディサイズは、コンパクトかつ利便性も兼ねたミニバンとして、幅広い世代からの人気を得ています。

 今回発表された一部改良では、主にボディカラーラインナップ及び装備の拡充が図られました。

 まずエクステリアでは、ホワイトカラーのプラチナホワイトパールマイカ(Z、G、Xグレード)と、2トーンカラーのダークグレー×アーバンカーキ(Z、Gグレード)の新色が追加されました。

 インテリアでは、10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)プラス(Zグレード)、パノラミックビューモニター(Z、Gグレード)、スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/アンサーバック機能付)&スタートシステム(Xグレードのガソリン車)の、3つの人気なメーカーオプションが標準装備となりました。

 その他アクセサリーでは、専用アプリをインストールすることでスマートフォンを車両のキーとして使用できるデジタルキー(Z、Gグレード)と、ハイブリッドモデルには外部給電アタッチメント(Z、G、Xグレード)が、新たにメーカーオプションとして設定。

 加えて販売店の装着オプションとしてはトヨタ初となる、2種類の照明を備え、ナノイーXも搭載するクリーンシーリングライトが、新たに設けられました。

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 一部改良が施されたシエンタの価格(消費税込)は199万5200円から323万4600円に設定され、2024年5月20日から全国のトヨタディーラーで発売されます。