週明け5日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=140円台前半で取引された。

 午前10時現在は前週末比1円10銭円安ドル高の1ドル=140円09〜12銭。ユーロは20銭円安ユーロ高の1ユーロ=149円78〜87銭。

 前週末の米国で、発表された雇用統計の結果が経済の底堅さを示す内容だったことから、相対的に安全な資産とされる円を売る動きが優勢となった。5日の東京市場もこの流れを引き継いだ。

 市場では「日経平均株価が引き続き好調で、投資家がリスクを取りやすくなっていることも、ドル買いを支えている」(外為ブローカー)との声があった。