29日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が続落した。前日終値からの下げ幅は一時300円を超え、節目の3万9000円を割り込んだ。前日の米国株の下落を嫌気した。

 午前終値は前日終値比254円54銭安の3万8953円49銭。東証株価指数(TOPIX)は16.69ポイント安の2658.26。

 前日の米国市場では、ダウ工業株30種平均など主要な株価指数がそろって下落した。この流れを受けた29日の東京市場では、朝方から幅広い銘柄が値下がりした。27日まで3営業日連続で平均株価が史上最高値を更新したため、高値への警戒から利益を確定する売り注文も出た。