29日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が続落した。27日まで3営業日連続で史上最高値を更新したため、前日に引き続き利益を確定する売り注文が優勢だった。米国株安も重荷となった。

 終値は前日比41円84銭安の3万9166円19銭。東証株価指数(TOPIX)は0.78ポイント高の2675.73。出来高は約23億6500万株だった。

 前日の米国市場では、主要な株価指数がそろって下落した。この流れを受けた29日の東京市場では、朝方から幅広い銘柄が売られた。平均株価は一時、前日終値から300円余り下がり、節目の3万9000円を割り込んだ。