【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前日比477.75ドル高の3万9760.08ドルで取引を終えた。米景気の先行きへの楽観的な見方が強まり、前日までの下落を受けて割安感が出た銘柄が買われた。

 幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は44.91ポイント高の5248.49となり、終値の過去最高値を付けた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日ぶりに反発し、83.82ポイント高の1万6399.52。

 個別銘柄では新薬が米食品医薬品局(FDA)から承認された医薬品のメルクや、半導体のインテルの上昇が目立った。