広島市中区の食堂運営会社「ホーユー」が学校給食の提供を突然停止した問題を巡り、広島地裁は25日、同社の破産手続き開始を決定した。破産管財人が明らかにした。負債総額は約16億8千万円。新型コロナウイルスの影響による売り上げの減少と食材の値上がりで業績が悪化した。

 ホーユーは9月に入り、契約する全国約150施設のうちおよそ半数への食事提供を中止していた。従業員への給与未払いも明らかになった。