寿司ネタに関する調査結果が発表

「マルハニチロ」が、14回目となる「回転寿司に関する消費者実態調査」を実施し、その結果を発表しました。
調査は、2024年2月20日(火)〜2月22日(木)の期間、月に1回以上回転寿司店を利用する全国の15〜59歳の男女3000人を対象に、インターネット上で行われました。

回転寿司店で最もよく食べるネタ/マルハニチロ調べ

最も食べているネタは…ダントツ1位は「サーモン」

 全回答者(3000人)に、回転寿司店に行った際に“よく食べているネタ”を聞いたところ、1位は「サーモン」(50.6%)となり、2012年の調査から13年連続で1位となりました。「サーモン」は、不動の人気No.1ネタとしての地位を確立しているようです。以降、2位「マグロ(赤身)」(36.3%)、3位「ハマチ・ブリ」(31.7%)、4位「エビ」(29.1%)、5位「マグロ(中トロ)」(27.7%)となりました。男女別にみると、男女とも1位は「サーモン」(男性45.4%、女性55.7%)となり、男性では2位「マグロ(赤身)」(40.1%)、3位「ハマチ・ブリ」(31.8%)、女性では2位「エビ」(34.5%)、3位「マグロ(赤身)」(32.5%)と続きました。

 次に、よく食べているネタがある人(2967人)に、回転寿司店に行った際に“最もよく食べているネタ”を聞いたところ、1位「サーモン」(22.5%)、2位「マグロ(赤身)」(11.3%)、3位「ハマチ・ブリ」(7.2%)、4位「エビ」(6.7%)、5位「マグロ(中トロ)」(4.7%)となりました。

“最もよく食べているネタ”の回答について、その理由を調査しました。

1位の「サーモン」については、
「脂がのっていておいしいから」
「炙りやオニオンのせなど種類が多いから」
「食べやすいから」
「色々とアレンジしたメニューがあり飽きずにおいしく食べられるから」
といった回答が挙げられました。脂のりのよさや食べやすさ、アレンジメニューの豊富さが理由となっているようです。

2位の「マグロ(赤身)」については、
「クセがなくおいしいし、王道のイメージがあるから」
「さっぱりしているから」、
3位の「ハマチ・ブリ」については、
「食感がよいから」
「さっぱりしているけれどとろりとした味わいと余韻がよいから」
といった回答が挙げられました。

回転寿司店に行った際に≪最初に食べることが多いネタ≫回転寿司店に行った際に≪シメに(最後に)食べることが多いネタ≫/マルハニチロ調べ

最初に食べるネタ、シメに食べるネタは?

 さらに、全回答者(3000人に、回転寿司店に行った際に“最初に食べることが多いネタ”を聞いたところ、1位「サーモン」(20.9%)、2位「マグロ(赤身)」(12.1%)、3位「ハマチ・ブリ」(7.7%)、4位「マグロ(中トロ)」(6.3%)、5位「エビ」(5.2%)となりました。

 男女別にみると、男性では1位「サーモン」(17.4%)、2位「マグロ(赤身)」(13.9%)、3位「マグロ(中トロ)」(7.9%)、女性では1位「サーモン」(24.3%)、2位「マグロ(赤身)」(10.3%)、3位「ハマチ・ブリ」(7.9%)となりました。

 一方、シメで食べる寿司ネタは何でしょうか。

 回転寿司店に行った際に“シメに(最後に)食べることが多いネタ”を聞いたところ、1位「サーモン」(10.5%)、2位「マグロ(赤身)」(4.9%)、3位「エビ」(4.7%)、4位「えんがわ」(4.1%)、5位「玉子」(4.0%)となりました。男女別にみると、男性では1位「サーモン」(8.6%)、2位「マグロ(赤身)」(6.1%)、3位「玉子」(5.4%)、女性では1位「サーモン」(12.5%)、2位「エビ」(5.8%)、3位「えんがわ」(4.6%)となりました。

回転寿司店に行った際に、≪我慢することが多いネタ≫/マルハニチロ調べ

我慢するネタは「大トロ」、コスパは「サーモン」がトップ

“我慢することが多いネタ”を聞いたところ、「マグロ(大トロ)」(20.1%)がダントツとなり、「ウニ」(11.6%)、「マグロ(中トロ)」(9.8%)、「イクラ」(8.8%)、「カニ」(6.2%)が続きました。

“たとえ1.5倍の価格に値上がりしても食べたいネタ”を聞いたところ、1位「サーモン」(16%)、2位「マグロ(中トロ)」(10.5%)、3位「マグロ(赤身)」(9.6%)、4位「ハマチ・ブリ」(9%)、5位「マグロ(大トロ)」(8.1%)となりました。「サーモン」はたとえ大幅な値上がりがあっても外せないと思う人が多いようです。

“コスパがいいと思うネタ”を聞いたところ、1位「サーモン」(18.3%)、2位「マグロ(赤身)」(14.2%)、3位「ハマチ・ブリ」(8.5%)、4位「鉄火巻き」(7.0%)、5位「イカ」(6.9%)となりました。「サーモン」はコスパの面でも高い評価を得ている結果となりました。

“進化している(おいしくなっている)と思うネタ”を聞いたところ、1位「サーモン」(13.7%)、2位「マグロ(赤身)」(9.7%)、3位「マグロ(中トロ)」(7.2%)、4位「ハマチ・ブリ」(5.9%)、5位「マグロ(大トロ)」(5.3%)となりました。

 小学生以下の子どもがいる人に、“子どもが好きな回転寿司のネタ”を聞いたところ、未就学児の親(514人)の回答では1位「玉子」(29.8%)、2位「納豆巻き」(21.6%)、3位「サーモン」(17.5%)、4位「マグロ(赤身)」(16.1%)、5位「イクラ」(14%)、小学生の親(331人)の回答では1位「サーモン」(36.3%)、2位「マグロ(赤身)」(26%)、3位「イクラ」(25.7%)、4位「玉子」(24.2%)、5位「エビ」(23.6%)でした。

(LASISA編集部)