「一番好きな日本語のフレーズ」便利なものばかり

 英会話サービス事業を展開するNOVAランゲージカンパニーが、日本在住の外国人が感じる「日本の魅力」に関するアンケート調査を行い、結果を発表しました。

 調査は2024年2月20〜29日、同社に所属する外国人講師287人に対してインターネット上で行われました。

「日本語で最も好きなフレーズ」のTOP5は、下から順に「面倒くさい」「頑張って」(同率5位)、そして「やばい」。5位の「頑張って」については「シンプルな表現でありながらとても大きな気持ちを伝えてくれる、素晴らしい言葉」などの意見が寄せられました。

 3位は「大丈夫です」。これについては「『大丈夫』は、すべてを乗り越えていける」「日本語の中でも最初に覚えるべきで、最も使い勝手の良い言葉だと思う」といった支持が集まりました。2位は「お疲れさまでした」。これに相当する英語のフレーズはないといいう指摘とともに「私たちはこれまで毎日の仕事が終わって別れる時、同僚にお礼を言うことはなかった。これは素晴らしい考え方だと思うし、とても尊敬に値する」など称賛の声も上がっています。そして第1位は「仕方がない(しょうがない)」でした。「信じられないほど便利(な言葉)」「shouganai-この哲学を学べば、気分が軽くなる」「自分の力ではどうにもならない状況を説明するのに使える、すてきなフレーズ」「「生姜(ショウガ)ない」のダジャレにも使える」など、厚い支持を集めていました。

(LASISA編集部)