ウンチ汚れをキレイに落とす裏技

 大変だけれど愛おしい赤ちゃんのお世話の中でも、「これには頭を悩ませられている」という人も多い“ウンチ”関連。古今東西多くの親たちを悩ませてきた問題だけあって、さまざまな“ハウツー”が世の中には存在します。そこで今回は、赤ちゃんのウンチに関する工夫や裏技を紹介しましょう。

 おむつをしていても、緩かったり量が多かったりではみ出してしまって、服や布団にウンチがついてしまうというのは子育てあるあるのひとつですよね。ウンチ汚れはなるべく早く洗うのが鉄則。早ければ早いほど汚れが落ちやすくなります。そのため、洗濯機に入れる前に手洗いする人も多いでしょう。

 しかし、その際に温かすぎるお湯を使うのはNG。ウンチにはタンパク質が含まれていて、温かすぎるお湯ではタンパク質が固まって落ちにくくなってしまいます。水か、40度程度のぬるま湯で洗いましょう。また、タンパク質を落とすために食器用洗剤やボディソープを使うのもおすすめ。つけ置きをする際は、酸素系漂白剤が効果的です。

 しっかり洗ったのに、どうしても黄ばみが残ってしまうというのも悩みのひとつ。そんな時は、しっかりと日光に当てて干してみましょう。ウンチには「ビリルビン」という成分が含まれていて、紫外線で色素が分解されるという性質を持ちます。日光の殺菌効果とあわせて、洗濯物がすっきりとキレイになりますよ。

身近なあるモノが役に立つ!

身近なモノで使用済みオムツもほぼ無臭に?

 また、赤ちゃんのウンチといえば使用済みおむつの保管方法も悩みどころ。最近では密閉蓋付きのおむつ用ゴミ袋が普及し、ゴミの日まであまり臭いを気にせず保管できるようになりました。とはいえ、蓋を開けた際の臭いは強烈。ほかにも、外出先から使用済みおむつを持ち帰る際の臭い対策も重要です。

 簡単で効果的なのは、コーヒーがらを袋に一緒に入れる方法。コーヒーがらが消臭剤になることはよく知られていますが、ウンチの臭いにも有効です。試した人には「ほぼ無臭になった!」と効果を実感している人が多いよう。同じように、臭いを吸収するために新聞紙で包むというのも効果があります。

 ほかにも、食パンの袋は臭いが通りにくい素材でできているため、食パンの袋におむつを入れるという裏技も。毎日食パンを食べる家庭なら、ストックしておくといいですね。

 赤ちゃんのお世話とは、切っても切り離せないウンチ問題。今回ご紹介したライフハックは、少しの工夫でできるものばかりなのでぜひ試してみてください。

(LASISA編集部)