教育業界で最も年収が高い企業は?

「SalesNow」が、日本最大級のデータベース「SalesNow DB」より2023年4月1日〜2024年4月1日の期間で抽出したデータをもとに、上場企業における教育業界平均年収ランキングTOP10を発表しました。

 第1位は、教育事業を中核とするベネッセグループの持株会社「ベネッセホールディングス」で、940.5万円でした。「進研ゼミ」などの通信教育で知られるベネッセコーポレーションをはじめ、介護サービス事業のベネッセスタイルケアなど複数の企業を展開しています。

 第2位は、学研グループを統括する持株会社「学研ホールディングス」で895.7万円でした。グループの中核事業は、学研教室や塾の運営、出版・コンテンツ事業などの教育分野です。高齢者住宅や認知症グループホームなど、医療福祉分野も全国で展開しています。

 第3位は東進ハイスクールなどの塾・予備校を展開する大手の民間教育企業「ナガセ」で、794.6万円でした。企業理念は「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」。大学受験の指導ノウハウを活かし、社会人研修や高等学校支援も強化しています。

 第4位はベビーシッターや保育・教育施設などの事業を手掛ける「ポピンズ」、第5位は、企業の人材育成支援と手帳・書籍の発行を行っている「日本能率協会マネジメントセンター」でした。

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 調査に使用された「SalesNow DB」は、日本全国540万社の企業情報を網羅した日本最大級のデータベースです。SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」を抽出しランキングを作成しています。

 またSalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出しています。

(LASISA編集部)