自然の中で育った野菜には、心身を健やかに整える栄養素がたっぷり。旬の野菜のおいしさをダイレクトに感じられるレシピで、体と心を緩やかに整えましょう。料理家の河原希美さんが、自然医学・アーユルヴェーダの知識をもとに、野菜が主役の体が整うレシピを教えてくれました。今回ご紹介するのは消化によいアスパラガスとお米を合わせたポタージュの作り方です。

アスパラガスとお米のポタージュ

気温の変化によって消化力が落ちがちな春に合わせて、体をじんわりと温めてくれるスープを。アスパラガスは消化によく、生命力もたっぷり。食べるほどに、体と心に滋養と活力を与えてくれます。

●材料(2人分)
アスパラガス…6本
米油…大さじ1
昆布…1枚(5cm角)
米…大さじ1
塩…小さじ1/2
水…2カップ
オリーブオイル…少々

●作り方
① アスパラガスを2〜3cm幅に切る。
② 鍋に米油を熱し、アスパラガスをさっと炒める。トッピング用に穂先を分けておく。
③ ②に昆布、米、塩、水を加えて7〜8分ほど煮込む。
④ 昆布を取り出して、ブレンダーでペースト状にする。
⑤ 皿に盛り、アスパラガスの穂先をトッピングし、オリーブオイルを回しかける。


このレシピを教えてくれたのは

河原希美さん
料理家、管理栄養士、アーユルヴェーダ講師。栄養学やアーユルヴェーダの知識をもとに、心と体を整えるレシピを提案。著書に『ゆるっと整うやさしさごはん』(KADOKAWA)。
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cooking & styling: Nozomi Kawara photograph: Shungo Takeda text: Azusa Shimokawa

リンネル2024年5月号より
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