「スウィングの女王」とよばれる人気歌手のヒロインが、やがて戦後の大スターとなるまでの波瀾万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。「ほんまに離れとうない」と題する第17週(1月22日〜26日放送)では、愛助との結婚の条件が歌手を辞めることだと告げられたスズ子を、さらなる波乱が待ち受ける。

ヒロイン・スズ子(趣里)と恋人・愛助(水上恒司)のもとに、「村山興業」の社長秘書室長・矢崎(三浦誠己)が訪ねてきた第77回(1月22日放送)。矢崎は、愛助の母であり、村山興業の社長であるトミ(小雪)からの伝言を預かってきたといい、その内容は「そろそろ二人が結婚してはどうか」というものだった。

ただし、結婚するのであればスズ子が歌手をやめるか、歌手をやめないのであれば別れることが条件だという。スズ子と愛助の仲を応援する坂口(黒田有)がトミを説得しに大阪へと向かう一方で、スズ子から事情を聞いた作曲家の羽鳥(草彅剛)は激しく動揺して・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。