「スウィングの女王」とよばれる人気歌手のヒロインが、やがて戦後の大スターとなるまでの波瀾万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第78回(1月23日放送)では、愛助との結婚か、歌手としての生き方を取るか、自答自問の日々を送るスズ子のもとを羽鳥が訪ねてくる。

ヒロイン・スズ子(趣里)は、愛助(水上恒司)の母であるトミ(小雪)に結婚を認めてもらうよう、愛助と一緒になるために歌手をやめようかと考える。一方、愛助は、スズ子が歌手を続けられるように、自分が「村山興業」をやめると言い出す。

二人の話を聞いた坂口(黒田有)は、まずは落ちついて考えるようにと伝えるが、スズ子は、愛助との結婚を取るか、歌手としての生き方を取るか、自問自答の日々を送る。そんなある日、作曲家の羽鳥(草彅剛)が、スズ子の家に突然やってきて・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。