「ブギの女王」と呼ばれるスター歌手となったヒロインが、戦後の日本をブギのリズムで明るく照らす姿を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第116回(3月15日放送)では、誘拐事件の解決後、娘の愛子の様子を見かねたスズ子が高橋刑事にあるお願いをする。

ヒロイン・スズ子(趣里)に対して、「現金を支払わなければスズ子の娘・愛子(このか)を誘拐する」と脅していた男が捕まった。しかし、犯人の正体が愛子の友だちの父親だったことが明らかになり、愛子は犯人が捕まってから3日間も学校を休んでいた。

愛子に学校に行くよう言い聞かせるスズ子だが、愛子は友達になった一(井上一輝)がいなければ学校には行きたくないという。周囲の人々に相談して背中を押されたスズ子は、続けて刑事の高橋(内藤剛志)のもとを訪ね、あるお願いをするが・・・。

本作は、『東京ブギウギ』など数々の名曲で一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌や踊りを心から愛するヒロインが昭和を代表するスターとなり、激動の時代を生き抜いていく物語。