のちに日本初の女性弁護士となるヒロインの波瀾万丈な人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第14回(4月18日放送)では、寅子たちが法廷劇の題材となった「毒まんじゅう事件」の実際の判例を再検証する。

ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)の同級生のよね(土居志央梨)は自身の貧しい生い立ちを明かし、華族令嬢の涼子(桜井ユキ)や寅子など周囲が恵まれていることに憤りを感じることを告白する。

よねの話を聞き、かける言葉が見つからない寅子は、法廷劇の題材となった「毒まんじゅう事件」の実際の判例を再検証しようと提案する。寅子の母・はる(石田ゆり子)と、兄の妻・花江(森田望智)の力も借り、実際にまんじゅうを作ってみることにする寅子たちだが、意外な事実が判明して・・・。

本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。