[基礎編]⑤熱いのが苦手な人は濡れたタオル持参で【とことん楽しむサウナの世界】 短時間でも繰り返し入れば必ず体の芯はあったまる

「サウナの熱さが苦手だな」という人もいるのでは? 「汗をかくまでいなくちゃいけない」「5分は絶対入らなくちゃいけない!」などと思うと苦手になりますよね。本来サウナは自分の体の声を聞いて入るものです。だから「熱くなったな」と思ったら、無理せずサウナ室から出ましょう。一回の時間は短くても、外気浴や水風呂を挟んで何度か入っているうちに必ず体は温まります。

いきなり高温のドライサウナに入ると、吸う空気すら乾燥して、体の表面だけでなく喉まで痛いほどの熱さに辛い思いをしてしまうこともあります。そんな時はサウナマスクの装着や、濡れたタオルを持って入ると良いでしょう。すぐに頭が熱くなってのぼせてしまうという人は、濡れたタオルを頭や首に巻くだけで随分違います。

[基礎編]⑤熱いのが苦手な人は濡れたタオル持参で【とことん楽しむサウナの世界】

【出典】『とことん楽しむサウナの世界』
著者:松永 武 日本文芸社刊

著者プロフィール
お風呂のソムリエ。バスリエ株式会社。お風呂が好きすぎて脱サラ!5万点以上を試したバスグッズマニア。2016年には日本のお風呂文化をユネスコの無形文化遺産へ登録することを目指す。一般社団法人HOT JAPANを設立。温泉や銭湯、自宅のお風呂など、様々なお風呂の楽しみ方を日々探索中。構想10年!極上のサウナ体験ができるサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオを運営。「マツコの知らない世界」(TBS)・「ヒルナンデス」(日本テレビ)などTV出演多数!