大変さは2倍だけど、幸せも2倍に

 男女の双子を育てるママの体験エピソードを描いたマンガ「男女双子ママあるある」が、Instagramで400以上のいいねを集めて話題となっています。

 男女の双子の母親である作者。人によくいわれることや、男女の双子を育てているからこそ感じる「あるある」を集めたもので……。読者からは、「分かります!」「全部あてはまりますね」「思わず、そうそう!といってしまいました」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、小1男女の双子と年少の子をもつ、あやかさんです。Instagramで双子育児の体験談などのマンガを発表しています。あやかさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 私は男女の双子を育てていますが、同じく男女の双子ちゃんを育てているママさんと話したときに、お互い「こんな経験あるよね?」「あるある!」と盛りあがりました。Instagramのフォロワーさんにも男女双子のママが多いので、共感してもらえるかなと思い描きました。

ーー妊娠中に、お腹の赤ちゃんが男女の双子だと分かったときの心境を教えて下さい。

 妊娠中の健診で、男女の双子だということが分かりました。両方の性別の子をいっぺんに育てられるのは貴重な機会なので、素直にうれしかったです。私には弟、夫には妹がおり、それぞれ男女のきょうだい構成で育ったので、男女の双子は子育てのイメージがしやすいなと感じました。

ーー双子育児をしていて、いわれてうれしかったのは、どのような言葉でしょうか?

「頑張っているわね」というねぎらいの言葉や、「かわいいわね」といわれたときはうれしかったです。

ーー作品のなかで、「新生児の時点で性差を感じる」とありますが、どのようなことで感じたのでしょうか?

 なんとなく、男の子の方が「男くさい」というか、皮脂の匂いが強いと感じました。特にお風呂あがりの匂いに差があって、面白いと感じました。

ーー逆に「双子だな〜」と感じることはありますか?

 わが家の双子は好みも性格も全然違うのですが、だからこそ得意と苦手を補いあって、いい関係を作れているようです。助けあっている姿を見ると、「双子だな〜」とほほえましく思います。好きな食べ物と嫌いな食べ物も正反対なので、うまい具合に料理を交換しあっているところを見ると、双子の結託を感じます。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

「こんなに全部に共感するあるあるは初めてです!」「まるでうちのことかと思いました」という声が寄せられています。かなりニッチなあるあるなので、共感のポイントも深かったようです。