業者が出した見積もり額を聞いて驚愕
漫画家の曽山一寿さん(@soyamanga)は、部屋の片づけをしていて、いらない物がたくさんあることに気付きます。いい機会なので一気に捨ててしまおうと思い立ちます。意外に量がありダンボール2、3箱分くらいになると思っていましたが、結果はダンボール30箱分になってしまいます。さすがにひとりで運ぶことは無理なので、業者にお願いすることにしますが……?
曽山一寿さんによるエッセイマンガ『ゴミがとんでもない事になった話』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は6000を超えており、読者からは「私も同じ経験あります……。ゴミは溜めちゃダメ。ゼッタイ!」「業者のアントニーでめちゃくちゃ笑った」「物を捨てるってかなりお金かかりますもんね」などの声があがっています。今作の続きは、ブログ「曽山一寿のそやまんがぶろぐ」で公開されています。
作者の曽山一寿さんにお話を聞きました。
ーー今作『ゴミがとんでもない事になった話』が生まれたきっかけや、理由を教えて下さい。
実家から持ってきた荷物が大量にあってなんとか処分したいと思い、そこで頼んだ業者とのやりとりが今回のお話を描くきっかけになりました。
ーー貴重なエピソードの共有をありがとうございます。今作を描くうえでこだわった点や、お気に入りのシーンなどはありますか?
業者の方がドンドン大きくなっていくのが描いていて楽しかったです。もともとのエピソードにマンガっぽい演出を加えて、面白く見せるのが漫画家の腕の見せ所なのではないかと勝手に思っています。
ーー今回のご経験の後、曽山一寿さんの生活や心境に何か変化はありましたか?
とにかく部屋がスッキリして気持ちよかったです! あと、ゴミはためてはいけないというところも……。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者のコメントはありましたか?
いろんな方から、ゴミ回収業者の相場をきかせていただいてうれしかったです。「妥当な料金」という意見や「ぼったくりだ」という意見まで、いろいろあってとても参考になりました。
ーー今後はどのような創作活動をされる予定ですか?
今まで通り、雑誌の原稿を描きながらSNSやブログなどで肩の力をぬいた楽しいマンガが発表していけたらいいな、と思います。