小学校時代の友人と再会、さらに知らない男性が?
怒りと悲しみを感じた出来事を描いたマンガ「旧友に再会したら」全8話が、Instagramで合計1800以上のいいねを集めて話題となっています。
作者が小学生の頃、毎日のように一緒に遊んでいた親友。約10年後に再会し、またひんぱんに遊ぶようになりました。あるとき、彼から食事に誘われ、ファミレスに行ったところ……。読者からは、「ショックですね」「私も経験あります」などの声があがっています。
このマンガを描いたのはカイさんです。自身の経験をマンガにして、Instagramとブログ「カイのハナシ.com」で発表しています。今回は、全8話のうち、4話から6話をご紹介させていただきます。カイさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー友人からの誘いの意味を知ったとき、まずどのように思いましたか?
残念だし、当時は怒りもありました。そして、悲しくてさみしい気持ちにもなりました。
ーー自分の声が友人に届いていないと分かったときは、どう感じましたか?
ほかの友人にも手当たり次第に声をかけている感じがして、自分の声が届いていないことを残念に思いました。
ーーいま、友人に対して思うことはありますか?
特にないですが、いまなら会って話してみたいな、と少しは思いますね。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
同じような体験をした方も多くいらっしゃって、共感していただきました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
2歳くらいからマンガを描くまねごとをしていた、と親から聞きました。小学生の頃は、クラスメイトや親戚に自作のマンガを読んでもらった記憶があります。
その後、10年以上マンガを描いていなかったのですが、Instagramで一般の方がマンガを投稿しているのを見て、自分もやってみようと思いました。それが2017年頃です。
ーーマンガを描く上で、意識していることはありますか?
できていないかもしれませんが、構図ですね。カメラでどの位置から、どんな風景を切り取ったら伝わるだろうとか、それをコマ内にどう描けるか、とか……。また、続きものなら「次回が気になる感じで終わらせられるか」などを意識しています。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
いまは、新しいアカウント(@kaisanchi2015)と、ブログ「カイのハナシ.com」でマンガを公開しています。自分の実体験だけでなく、「誰かの話」もマンガにしていけたらなと思うので、ネタを募集中です。
また、創作もできたらいいなとも思っています。