3月2日、巨人と台湾プロ野球・中信兄弟による親善試合が台北ドーム(台湾)で行われた。日本野球の人気も高い台湾とあって3万7千人を超える観衆が詰めかけ、巨人は4−1で快勝。MVPには秋広優人内野手(21)が選ばれたが、ヒーローインタビューでの受け答えに対してさまざまな声が上がっている。

この日3本の適時打を放ち、お立ち台に上がった秋広は、現地の男性インタビュアーから冒頭に観客への一言を求められ「我愛台湾!(台湾大好き!)」と返してスタンドは大盛り上がり。その後、インタビュアーが通訳を介してキャンプが始まって以降の自身の調子、台湾の印象や食べたかったものなどを訊ねたが、いずれも「我愛台湾!」とのみ答えた。

現地メディアのYouTubeチャンネルのコメント欄では、台湾の野球ファンから「面白い」「とても可愛い」「生放送を見ていたけれど死ぬほど笑った」といった好意的な反応が見られた。一方「自分が通訳なら少し不快かも」「インタビュアーや通訳、台湾の視聴者が尊重されていない感じがする」「非常に失礼」との声も。日本語のコメントでも「せっかく司会者が色々質問してるのに全く答えず我愛台湾ばかり繰り返すのはさすがに失礼では」という指摘もあった。