GW明けは五月病の発症が懸念されます。以前は新卒社員をはじめとする若手社員に多く見られる症状でしたが、最近では転職や異動などの環境の変化で中高年の発症者も増えているようです。
この記事では、五月病をケアすべき理由や具体的なケア方法について解説いたします。 記事を読んだ後には、セルフケアによりメンタルヘルスの調整ができる方法を知ることができるでしょう!
五月病をケアすべき理由とは?
五月病をケアしなければいけない一番の理由は、うつ病による求職者の増加を回避するためです。
五月病の初期症状は「やる気が出ない」「会社に行きたくない」といったものですが、悪化するとうつ病になり休職につながってしまうこともあるため、早期のケアが必要とされています。
五月病の具体的なケア方法
五月病のセルフケア対策に移る前に、憂鬱な状態を引き起こしている原因を把握する必要があります。
・ストレスに感じていることを書き起こす
・信頼できる人に話しを聞いてもらう
など、言語化することで悩みの正体が把握できるので、今後のメンタルコントロールにも役立つでしょう。
また、五月病の原因は、
・新しい環境へのストレス
・新年度に入ってからの疲れ
が影響していることが多いです。
リラックスしている時に機能する副交感神経と運動時に機能する交感神経のバランスを保つことが大切なので、入浴や読書をしてリラックスしたり、ウォーキングやストレッチなどの継続できる運動をすることで気分転換ができるでしょう!
五月病のセルフケアとしては、
上記の方法もありますので、憂鬱な状態に陥っている方は是非ご自身でケアをしてみてください!
企業ができる五月病などのメンタルケアとは?
社員のメンタル状態は、企業の運営にも影響します。 この章では、企業として、人事や上司ができるメンタルヘルスケアを紹介していきます。
メンタルヘルスマネジメントとは、従業員のメンタルヘルス管理に取り組むことを指します。 職場の環境改善やストレスを緩和させるなど、心の健康面におけるサポートをすることも含まれますので、社員のモチベーションの現状を把握し、面談が必要な社員には相談の場を設けてメンタルのケアをしましょう。
休暇が取得しづらい、コミュニケーションが取りづらいなど、職場環境によるストレスもメンタル悪化につながるひとつの要因です。
遅刻や離席の機会が増えたなど、明らかにモチベーションが低下しているような従業員がいる場合は、今の職場環境に問題がないか、今一度見直すようにしましょう。
最近では、従業員のメンタルヘルスが管理できるツールもあります。 同じ社内の人に相談しにくいデリケートな問題や、仕事上の悩みで直属の上司には相談しづらいような悩みも、ツールを導入することで解決に至るケースがあるようです。
具体的には、ツール内に気軽に相談できる窓口があったり、医師面談を実施できる機会があることでメンタルをケアできたという事例などがあります。 毎日のストレスが積み重なる前に、定期的なケアができる点が従業員のメンタルヘルスケアとして役立っているようです。
まとめ
ゴールデンウイークが明け、長期休暇はしばらくありません。 自身でメンタルをケアしてモチベーションを上げていきましょう。 ひとりで解決できない場合は、周りの人に相談し、抱え込まないようにしてくださいね!
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