【モデルプレス=2024/03/31】AKB48の岡部麟が31日、都内で行われた「岡部麟ファースト写真集 エスカルゴ」(集英社)の刊行記念握手会に出席。イベント前にメディア取材に応じ、写真集の見どころや撮影秘話を明かした。

◆岡部麟、本格グラビア初挑戦

撮影は「いばらき大使」も務める彼女の地元・茨城県日立市と沖縄で行われ、“リセットとスタートの旅”をテーマに、本人が思い入れのある場所として選んだJR常磐線日立駅前からスタート。「これまでほとんど経験がない」と語った水着姿やランジェリーシーンなど、本格的なグラビアに初挑戦した。

2022年と23年に「世界で最も美しい顔100人」にノミネートされた美貌、10年にわたって多くのファンを魅了し続けたアイドルとしての可憐さはそのままに、“従来の岡部麟”のイメージを覆すような魅力的なカットも多数収録。アイドルとしてだけではなく、1人の女性としての彼女の魅力を多方面で感じられる1冊に仕上がっている。

同写真集を出版するに至った経緯を聞かれた岡部は、これまでも写真集の誘いがあったと話しつつ「自分の体に自信もなかったし、“売れるか?”って正直な心配もあったので、やんわり逃げてきちゃっていました」と告白。今回は事務所の担当マネージャーから「卒業を機に記念として残してみないか」と提案されたそうで「それでも私が出してもどうかなって不安は残っていたので、なかなか『YES』とは言えなかったんですけど、話が進んでいく中で、ファンの方たちが『見たいな』『写真集として形に残してくれたら嬉しいな』って言ってくれたので、いろんな人の気持ちに後押しされて“出してみよう!”って勇気が出て、今回こういう形になりました」と経緯を明かした。

また、同写真集では刺激的なカットが収録されていることから、ファンからは「1週間ショックを引きずった」「倒れた」などの反響が届いているそうで、岡部は「私から言わせてもらえば『そっちが見たいって言ってくれたんじゃん』って気持ちがあるんですけど(笑)」と笑いつつ、「『見たい』って言ってくれた答えとしても塩梅があったのかと」と吐露。「撮影のときはいい雰囲気で(気分を)乗せてもらえながら撮れたので、一切、恥ずかしげもなく自信を持って撮影できましたし、撮影するまで1か月ほどあったので、毎日2時間歩いてみるとか、自分的にも準備をして撮影に挑めたので、満足いく出来となりました」と語った。

◆岡部麟、お気に入りカットは?

お気に入りのカットは2点あるそうで、まずヒモを加えているカットを挙げた岡部は「写真集を撮るコンセプトとして“大人な感じを出したい”ということで、こういう雰囲気で撮りたいとお願いしていたんですけど、撮影してもらったものを見てみたら、90年代を感じる、ビールの広告をしてそうなレトロ感がある美しいショットを撮ってもらって、お顔も1番きれいに写っていたので、このピンクの水着のカットはお気に入りです」とにっこり。

次に海辺でのバックショットを挙げ「スタイルがいい感じに見えるなと思ったので(笑)。今回の写真集はバックとかお尻のカットをたくさん撮ってもらって、私もセレクトに携わらせていただいたんですけど、その中でも1番きれいにお尻を撮ってもらえたカットなので、これもお気に入りです」と満足げな表情を浮かべた。

そして、同写真集の見どころをについて岡部は「写真集をやるにあたって中村和孝さんという方に撮ってもらえてすごく嬉しくて、全部がきれいで鮮やかな写真集を撮ってもらったんですけど、写真集ってことで出してますが、ほぼほぼ着衣していないというか(笑)、水着とランジェリーがたくさんで、私の体図鑑になっているような感じで、どちらかというと水着集と言っていいような露出もしているので、そこもお楽しみにという感じでございます」とアピール。

撮影地を地元・茨城県日立市と沖縄にした理由を問われると「当初は海外か、茨城というお話がいろいろあったんですけど、今回の写真集は卒業を記念して出させていただくので、私はAKB48のチーム8という47都道府県の代表としてこの世界をスタートさせているので、お世話になったグループに“ありがとう”の意味も込めて、地元の日立市に少しでも貢献できたらいいなという思いもあったので、今回は地元の日立市と、そこから旅立って沖縄という意味で撮らせていただきました」と答えた。

◆岡部麟、出来栄えは“1兆点”

さらに、「エスカルゴ」というタイトルに決まった理由を尋ねられると「秋元(康)さんにタイトルを考えていただけないかとお願いして、10個くらい案をいただいて、その中で『エスカルゴ』も意味がわからなくていいなと思ったし(笑)、『キスのポイズン』とか『甘い毒薬』とか、毒々しい女だと思われているのかなと思ったんですけど(笑)、でも自分では決められなかったことがあったので、たくさんのアーティストとか、私が好きな女優さんを今まで撮ってこられた中村さんに選んでいただきたいなという思いもあったので、中村さんに直感で選んでいただいて『エスカルゴ』となりました」と説明し、「確かに、文章っぽいものよりは、“何これ?”ってもののほうがみなさんの頭の中にも残るのかなと思ったので、私も最終的に『エスカルゴ』を選ばせていただきました」と明かした。

そして、同写真集の出来栄えに点数を付けるようお願いされ、下尾みうが初写真集を出した際に「1億万点」と答えたことを耳にした岡部は「なるべく大きい数字で行きたいので、その上の1兆にしておこう(笑)。自身の表れを数字で超えるという意味で、大満足という意味で、後悔何ひとつなく自分が作りたいと思っていた想像以上にいいものができたので、自分が思いつく1番大きい数字を言ってみました」と答え、次に写真集を出す際にハードルが上がると追求されると「大変だ(笑)。もっと上の数字を勉強しておきます」と茶目っ気たっぷりに笑った。(modelpress編集部)

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