カープのシーズン開幕に合わせた恒例イベント「CARP FANFEST(カープファンフェスト)」が3月28日から福屋広島駅前店(広島市南区松原町)で始まった。(広島経済新聞)

 全長約2メートルのカープバルーンアート

 セ・リーグが開幕する3月29日を前に、新井貴浩監督と「よっ『しゃ!』」と喜べるようなシーズンにしてほしいとエールを込めて福屋(中区胡町)が企画した。「しゃ!」は、カープの2024年チームキャッチフレーズ。今年は福屋広島駅前店が開店25周年を迎えることから、「例年以上にイベントに力を入れた」(福屋の横山慧さん)という。

 会場は1階吹き抜け広場。現在、6階〜9階は改装中のため、1階で開く。会場にはバルーンアーティスト高橋香奈子さんがカープをテーマに制作した全長約2メートルのバルーンアートも登場。写真撮影をする来場者が多い。

 2016(平成28)年に引退した黒田投手のパネル展や同投手が使っていた野球道具の展示、お祝いメッセージの記帳コーナー、春季キャンプ写真展や新井監督2年目のシーズン幕開けとなる春季キャンプの様子を展示する。

 カープグッズはタオルやユニホーム、食品、雑貨、革製品など、約500点をそろえる。ミニチュアのカープうどんのキーホルダーを作るワークショップ(4,180円)は31日まで実施する。このほか、カープコラボパッケージの八天堂くりーむパン(1個320円)、イチゴのチョコレートがけスイーツ「ハナフル」も扱う。ハナフルは4月4日〜7日までの限定販売。

 開催時間は10時30分〜19時30分(最終日は17時閉場)。4月9日まで。期間中は新井監督や選手による館内放送を実施する。