谷津バラ園(習志野市谷津3)のバラが間もなく満開となり、見頃を迎える。(習志野経済新聞)

 谷津バラ園、間もなく満開に 寒暖差で例年よりも鮮やかに色付く

 同園の奥にある「バラの大アーチ」は色とりどりのつるバラを誘引した50メートルのトンネルで、トンネル内外からバラを近くで見ることができる。春の風が吹く日は花びらが舞うこともあるという。つるバラは園庭に咲く木バラよりも早く咲くため、園の中でも早く見頃を迎えている。

 バラの春の見頃は5月中旬〜6月中旬ごろで、同園は5月1日〜6月30日は休園せず開園する。副所長の岡野明さんは「今年のバラは3、4月に雨が多かったのと寒暖差が激しいおかげで、花の色が濃く鮮やかで、例年になく良いバラ。雨上がりには香りが充満するので、視覚だけではなく嗅覚でも楽しめる。バラをよく知る方から初心者の方まで、広くいろいろな方々に訪れてほしい」と呼びかける。

 例年見頃の時期に開催している、京成バラ園のベテランがガイドを行う「バラのガイドツアー」は5月17日から、金曜・日曜の14時ごろから行う。鉢バラ販売は今月18日〜6月20日。

 5月・6月の開園時間は8時〜18時。入園料金は、高校生以上=550円、65歳以上=250円、中学生以下無料。