【カーグッズ大賞】アイリスオーヤマの優秀クリーナーほか 万能すぎる「クルマのお手入れギア」ベスト3の画像一覧
クルマのお手入れに使えるアイテムは今、性能もさることながら、コンパクト化、コードレス化など急速に進化しています。そんな機動力の高さを武器にした家庭でも使えるような万能アイテムを、ここでは選定してみました。クルマだけで使うなんてもったいない!応用がきくグッズを取り入れて、おうちの中もきれいにしちゃいましょう!
電動アイテムで広がる今までにない進化に注目
本誌クルマ担当/中本健二
お手入れは簡単に済ませたい派。家の掃除も楽にできたらと思いつつ、掃除機をかける毎日。
乗り物ライター/近藤暁史
カーケアからメカメンテまでとにかく自らイジるDIY派。気になるアイテムは買って試す。
クルマというのは家の縮図みたいなもので、カーグッズも共通して使えるものが多い。掃除機などはいい例だろう。ただし、クルマは狭いのが難点で、大きいギアは取り回しにくいし、コードがあるとジャマだったりする。そして今、トレンドとなっているのがグッズのコンパクト化と電動化。後者についてはさらにコードレス化にも注目で、いずれにしても狭い車内での機動力アップ。家でも様々なシーンで使える。
「愛用しているヒット作、リンサークリーナーは電源が問題で、コードが機動力をスポイルしていたからコードレス化は大歓迎。もちろん機能はそのままなのも嬉しい。あわせてコンパクト化も実現しているのは大きな進化です」と近藤さん。
中本は「ケルヒャーならではのパワーはそのままに、収納や持ち運びが楽々できるほどコンパクトになったことで、今まで興味があった人も手を出しやすくなりました」と話す。
「マキタはバッテリーが、作業機器だけでなく、調理器具やラジオやライトなどにも共通で使えるのは画期的」と近藤さんが教えてくれたように、今までにない進化の内容に注目したい。
【どこでもクリーン大賞】洗って吸い取る!バリエーション拡大でハンディタイプが登場
アイリスオーヤマ
ハンディリンサークリーナー RNS-B200D
¥16,800(編集部調べ)
問い合わせ:電気製品専用アイリスコール TEL:0120-311-564
丸洗いできないシートなどの汚れに水をスプレーすれば、汚れと水を一緒に吸い取ってくれるリンサークリーナー。クルマはもちろん、家庭ならソファやカーペットにも有効だ。B200Dはコンパクトかつコードレスで、機動力がさらにアップ。
クルマのシートや自宅のソファ、カーテンにも使える!
さらにはカーペットにも……!あらゆる場所に使える優れもの。
コンパクトなので保管に場所を取らない。充電スタンドに立て掛けておくだけで、同時に充電もできる。使うときはサッと取れるのもハンディタイプのいいところだ。
汚れた水が溜まる回収タンクは、簡単に分解できて丸洗いできるのが嬉しい。さらに本体も丸ごと水で洗えるので常に清潔に保つことができる。
「生地に染み込んでしまうので、お手上げになりがちなシートの汚れ。家庭ならカーペットの食べこぼしがよくあるお悩みだろう。吸い取るリンサークリーナーなら染み込んでも攻略可能だ。今までは絶望的だった染み込み汚れもきれいに除去!」(近藤)
【高圧洗浄機大賞】エントリーモデルで高性能が身近なものに!頑固な汚れを洗い流す
ケルヒャー
K2Little
¥16,280
問い合わせ:ケルヒャージャパン株式会社お客様専用ダイヤル TEL:0120-60-3140
ケルヒャーといえば高圧洗浄機。エントリーモデルとして登場したのがK2Littleだ。高性能はそのままに、本体はコンパクトでホースの接続もワンアクション。オプションのホースを使えばバケツの水も使える。
高圧洗浄機大賞お風呂掃除などでも大活躍!
付属品をすべてセットしても重量は3.7kgと、軽量なのもK2Littleの特徴。また取っ手は持ちやすくて、重さを感じさせないのはさすが。使い勝手にも直結する部分だ。
「ノズルやホースが充実していると気になるのは収納。バラバラだと乱雑になってしまうし、紛失も怖い。本体にすべて収納できてコンパクト。これなら家庭内での置き場争いも解決だ」(近藤)
「家庭の汚れは多種多様。たとえば風呂掃除は根深い汚れを落とすのが大変。スポンジなどでこするのが基本だけれど、高圧噴射ならアッという間に除去できて、ぬめりなども一切なし。頑固な汚れ相手も高圧で飛ばせば瞬殺です!」(中本)
【拡張性抜群大賞】自由自在、ひとつのバッテリーで家やアウトドアでも電動化を実現!
マキタ
40Vmax バッテリ BL4040
¥31,570
問い合わせ:マキタ TEL:0566-98-1711(代表)
現場の味方、マキタ。今では家庭やアウトドア向けのアイテムも多くリリースしている。注目は電源で、なんとバッテリーの規格は共通。40Vmaxバッテリは、出力や容量が異なる6タイプもあって、使い勝手や機器に合わせて選ぶことができる。様々な使い方を紹介していく。
【ポリッシャー】
180㎜充電式ポリッシャ PV001GZ
¥54,450(本体のみ)
【掃除機】
充電式クリーナ CL003GZW
¥26,400(本体のみ)
【電子レンジ】
充電式電子レンジ MW001GZ
¥121,000(本体のみ)
【ラジオ】
充電式ラジオ MR005GZ
¥42,240(本体のみ)
「電動工具だけがマキタじゃない。最近はドライブ先やガレージ、アウトドアでも使える、“家電的”なアイテムも積極的にリリースしている。バッテリーは同じものを使い回しできるから、電源問題は一切なし。どこでも快適に家電生活が送れるだろう」(中本)
「ポリッシャーで磨いたりワックスをかけたり。車内を掃除するときにも電動化は強力な武器となる。今まではコードがジャマだったのが、コードレス化で一気に機動力がアップ。コードがなくなったことで、できることの幅が拡大した。時短で車内外一気にできるのも嬉しい」(近藤)
取材・文/近藤暁史 撮影/坂下丈洋(BYTHEWAY)