SHOEIの新型モデル「GT-Air3」

【SHOEIの優秀ヘルメット】備えあれば憂いなし!ツーリングにもってこいの新型「GT-Air3」に注目必至の画像一覧

ライダーを守る安全装備であり、またライダーのアイデンティティにもなっているヘルメット。数あるヘルメットブランドの中でも、デザイン性と機能性、そして高い安全性能を追求し、老若男女、ビギナーからベテランライダーまで幅広い層に選ばれており、また憧れにもなっているのがSHOEIブランド。タイプとしては、やはり安全性と静音性に優れ、運転に集中できるところからフルフェイスタイプが人気。ただフルフェイスヘルメットとはいっても現在、そのラインナップは6種類あり、個人の好みや乗っているバイクにもよるが、迷う人も少なくはない。

そこで今回ご紹介するのがこの4月に発売が予定されている新型モデルの「GT-Air3」。あらゆる環境下で高い品質と性能を発揮してくれ、特にツーリングシーンでその性能を発揮してくれるモデルとなっている。バイクの醍醐味はツーリングだと考える人、ツーリング好きな人、ツーリングを快適に楽しみたいという人はぜひ、候補に入れて欲しいヘルメットとなっている。

高い空力性能とスポーティさをバランスさせたデザイン

幅広いスタイルにマッチするルミナスホワイトカラー。正面のデザインその外観は「GT-Air」シリーズの特徴である走行時の安定性に寄与する頭頂部のデザインを継承し、シェル(帽体)とパーツの一体感を高められたものとなっている。シェルの両サイドには衝撃吸収性能を備えつつ、ヘルメットの空力性能に高い効果を発揮してくれるサイドパーツを新たに装備。スポーティなデザインで、様々なスタイリングのバイクにマッチするモデルとなり、ツーリングをより快適なものにしてくれるエアロフォルムを実現している。

リヤパートのデザイン上方へ浮き上がろうとする力(Lift)を11.0%、前方から押し付けられる力(Drag)を6.5%低減(自社大型風洞設備での参考数値)その空力性能は、100km/h相当の環境下において従来モデルと比べて、このモデルは上方へ浮き上がろうとする力(Lift)を11.0%、前方から押し付けられる力(Drag)を6.5%低減(自社大型風洞設備での参考数値)させている。これによってライダーへの負担や疲労なども減らしてくれる。

快適さを追求した内装とストラップ

内装には吸湿速乾生地と起毛生地をハイブリッドで使用ヘルメットの被り心地は、ライディング時の快適さに直結するとの考えから、GT-Air3の内装表面生地には、吸湿速乾生地と起毛生地をハイブリッドで使用し、汗をかきやすい顔や頰部に吸湿速乾生地を配して汗による不快感を低減、またヘルメットの着脱時に肌をこすりやすい被り口に近い部分には、柔らかい触り心地の起毛生地を使うことで、快適な被り心地を実現している。

マイクロラチェットチンストラップはパーツをコンパクトにすることで、首へのストレスを軽減。首元で固定するストラップに関しても、従来の厚手のグローブをしたままでも締結・解除が可能なマイクロラチェットチンストラップを進化させ、締結部はステンレス製で2か所のツメが常時かかり、一定以上の開度でロックが解除される安全設計はそのままに、強度を確保しつつもパーツをコンパクトにすることで、首へのフィット感を高め、ストレスを軽減している。

効率を追求した新設計のベンチレーションを装備

トップエアアウトレットを走行時に流速が最も高いポジションに配置、また従来モデルよりも前方にアウトレットホールを配置することで排気量をアップヘルメット内の環境に快適性をもたらし、ライダーのライディングをサポートするベンチレーションシステムは、アッパーエアインテークをベースパーツの先端形状やリブ、シャッターの形状をより効率的に走行風をヘルメット内部に導入するデザイン。

またトップエアアウトレットを走行時にシェル表面を流れる風の流速が最も高いポジションを追求し、従来モデルよりも前方にアウトレットホールを配置することで排気量をアップさせている。これによってヘルメット全体で換気効率を高め、ライディングをより快適なものにしてくれる。ちなみに従来モデルに比べ、アッパーエアインテークからの風の流入量は約1.2倍、トップエアアウトレットからの排出量は約1.8倍となっている。

ロアエアインテークには脱着式フィルター、またブレスガードも同梱さらにロアエアインテークには虫などの侵入を防ぐ脱着式フィルターを備え、同梱のブレスガードKを装着することで呼気によるシールドの曇りを防ぎ、走行風の一部を口元に取り入れてヘルメット内の息苦しさも低減してくれる。

バイクライドをより快適なものにしてくれる装備も充実

インナーサンバイザーで眩しさを抑え、センターロック式の導入によってスムーズな操作性と高い気密性を実現したシールドシステム防風性に優れ、視界もクリアなシールド 防曇シートは雨天や寒暖による曇りを防いでクリアな視界を確保空力性能や被り心地に換気性能以外の装備も機能性に優れ、日中の日差しが強い時には高い光学性能を備えるインナーサンバイザーを下ろすことで眩しさを抑えてライダーの目を守り、センターロック式の導入によってスムーズな操作性と高い気密性を実現したシールドシステムは優れた防風性を発揮。また防曇シートによって雨天や寒暖による曇りを防いでクリアな視界を確保してくれる。

専用設計のコミュニケーションシステム装着機構を備えたモデル(SENA製SRL3) 専用設計のコミュニケーションシステム装着機構を備えたモデル(サイン・ハウス製B+COM SX1)そしてGT-Air3は、専用設計のコミュニケーションシステム装着機構を備えたモデル(SENA製SRL3やサイン・ハウス製B+COM SX1等)にもなっていて、従来モデルに比べて装着部分をコンパクトにして、より高いレベルでのヘルメットデザインとの融合を実現している。

幅広いスタイルにマッチするルミナスホワイトカラー。シックなパールブラックカラー。精悍な印象のマットブラックカラー。エレガントなマットブルーメタリックカラー。クールな雰囲気のマットディープグレーカラー。鮮やかなブリリアントイエローカラー発売は4月予定。バイクの醍醐味であるツーリングを安心かつ快適に楽しむことができるヘルメットが欲しいという人は、ぜひ今年のバイクシーズンをこちらの「GT-Air 3」で満喫してほしい!

SHOEI   GT-Air 3
¥68,200(税込)
サイズ:S(55)/M(57)/L(59)/XL(61)/XXL(63)cm
カラー:ルミナスホワイト、パールブラック、マットブラック、マットブルーメタリック、マットディープグレー、ブリリアントイエロー
発売:4月予定

問い合わせ:SHOEI TEL:03-5688-5180
ホームページ:https://www.shoei.com/products/helmet/fullface/gt-air_3/

取材・文/安室淳一 写真提供/SHOEI