「宇宙戦艦ヤマト」を製作した西崎義展が企画、原案、製作を務め、精鋭スタッフ陣とともに手がけたテレビアニメ「宇宙空母ブルーノア」が本日3月1日よりAmazon Prime Videoチャンネル、スターチャンネルEXにて配信開始となった。

空前の「宇宙戦艦ヤマト」ブームが続く渦中、「ヤマト」の次の新しい試みとして企画された本作。「ヤマト」シリーズを創出したアカデミー製作(当時)が製作を担当し、同社の代表取締役社長で「宇宙戦艦ヤマト」の生みの親である西崎が陣頭指揮を執った意欲作だ。時は21世紀半ば、人工惑星に軍事国家を所有するゴドム陣の侵攻により、地球軍は9割の人類を失った。そんな地球軍は、最後の切り札として戦略空母ブルーノアを開発し、ゴドム軍への逆襲を目論む。

戦争、戦記映画、スペース・オペラ色が強かった「ヤマト」に対し、本作は“宇宙空母“としながらもメカニック・バトルシーンは海戦中心に展開。空母ブルーノア以上に潜水艦シイラが活躍するなど、海洋ロマン、海洋アドベンチャー的作風に仕上がっているほか、登場人物もメインが学生たちということで青春ドラマ要素も強く、1980年代のハリウッドを先取りしたかのような世界観を呈している。声優陣には「機動戦士ガンダム」アムロ・レイ役の古谷徹をはじめ、古川登志夫、伊武雅刀、井上真樹夫、千葉繁ら豪華な顔ぶれが勢揃い。


今回解禁されたのは、川崎麻世が唄う懐かしの主題歌「宇宙空母・ブルーノア —大いなる海へ—」が流れる予告編映像。主題歌に乗せて、異星人の襲来による人類滅亡の危機に立ち向かう極秘戦略空母ブルーノア搭乗員たちの活躍や、緊迫の戦闘シーンが映しだされていく。

「宇宙戦艦ヤマト」の生みの親、西崎を筆頭に「ヤマト」シリーズの精鋭スタッフが集結し贈るスペクタクル巨編をこの機会にぜひ楽しんでほしい。

文/サンクレイオ翼

※西崎義展、川崎麻世の「崎」は「たつさき」が正式表記