『ジュラシック・ワールド』(15)の製作陣が人類と巨大竜巻の戦いを描く映画『ツイスターズ』が8月1日(木)に公開されることが決定。日本版特報とビジュアルが解禁された。

本作は実際の観測データに基づき、ハリウッドの最先端VFXを駆使して巨大竜巻を描くアクション・アドベンチャー大作。世界規模の異常気象が起こるなか、米オクラホマ州で巨大竜巻「ツイスターズ」が多数発生。ある事故をきっかけに竜巻の研究に没頭している気象学の天才、竜巻インフルエンサー、知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが、唯一無二の最強チームとなり、前代未聞の“竜巻破壊計画”を企てる。それぞれが情熱を胸に無謀ともいえる危険な計画に立ち向かっていく…。

監督を務めるのは、2020年の第93回アカデミー賞で6部門にノミネートされた『ミナリ』(20)を手掛けたリー・アイザック・チョン。ある事故をきっかけにしたトラウマを抱える気象学の天才ケイト役に『ザリガニの鳴くところ』(22)でその繊細な演技でブレイクしたデイジー・エドガー=ジョーンズ。ケイトと敵対しながらもお互いの才能を認め合い、共に巨大竜巻に立ち向かっていく竜巻インフルエンサーのタイラー役に『トップガン マーヴェリック』(22)でエリートパイロットのハングマンを演じ、同作の続編でトム・クルーズと再タッグを組むことが明らかになったグレン・パウエル。ケイトが信頼を寄せる学生時代からの友人ハビ役を『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(23)、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(19)のアンソニー・ラモスが演じる。


このたび解禁された特報では、地球の唸り声のような轟音が鳴り響き、車が横転していく暴風のなか、逃げ惑う人々、強風に吹き飛ばされないように必死にしがみつく人の様子などが超リアルな映像と共に描かれる。「地球が生んだ、最強モンスター」という不穏なテロップのあと、地上から渦を巻きながら天高く伸びる竜のような巨大竜巻の全貌が映しだされる。さらに、見たことがないモンスター級のデカさの竜巻が威力を増しながら人々のもとへと迫って来る…。タイラーは「俺たちが破壊してやる」と身の危険を顧みず、巨大竜巻に立ち向かおうとする。そして最後のカットでは「どんどん来るぞ」と、巨大竜巻はまるで群れをなすように次から次へと迫って来る様子も確認できる。

あわせて解禁された日本オリジナルのディザービジュアルには「襲来」という大きなタイポグラフィが施されており、その奥には人々に迫る巨大竜巻が圧倒的な存在感で描かれている。「巨竜に、挑め。」というコピーが記されているが、群れのように次から次へと迫り来るモンスター級の「超巨大竜巻」と人類の壮絶な戦いを想像させる迫力のビジュアルとなっている。

地球温暖化が進み、各地で異常気象が観測されている現代。最新VFXで映像化された巨大竜巻とリアルな恐怖が日本を席巻しそうだ。

文/スズキヒロシ