午後7時55分 能登空港から東京へ

両陛下は、珠洲市で津波の被害を視察され、日帰りで帰京されました。

午後5時前 両陛下がヘリで珠洲市に到着 避難所を訪問

石川県珠洲市(22日午後5時前)

午後5時前、41世帯83人が避難を続ける中学校を訪問されました。避難生活をしながら大学受験を乗り越えた高校3年の女子生徒に対し、皇后さまが「大変ななかで受験を」と、陛下が、「大学生活、楽しみですね」などと労われました。

石川県珠洲市(22日午後5時前)

夫婦で身を寄せる被災者は「一人ひとり丁寧にお声がけいただいて、誠実な方だなということを感じました」と話していました。

13:55 両陛下が輪島市に到着「輪島朝市」で黙礼

能登半島地震の被災者を見舞うため石川県を訪問している天皇皇后両陛下が、先ほど輪島市の「輪島朝市」を訪れ、火災の焼け跡へ向かい黙礼されました。

両陛下は22日午後、輪島市の能登空港からヘリコプターで航空自衛隊の輪島分屯基地へ移動し、市内の被災状況について坂口茂輪島市長から説明を受けられました。

航空自衛隊・輪島分屯基

そして午後1時半すぎ、両陛下は「輪島朝市」に到着し、被災現場を視察されました。

「輪島朝市」は陛下にとって、学習院高等科1年生の頃に訪問されたことのある思い出の場所ですが、元日の地震では、大規模な火災でおよそ5万平方メートルが焼失し、多くの犠牲者が出ました。

両陛下はこの被災現場に到着すると焼け跡へ向かい、黙礼されました。

輪島朝市

両陛下はこのあと、輪島市内の避難所へ移動し、いまも避難生活を送る人たちを見舞われます。

11:20 能登空港に到着 午後は輪島市・珠洲市でお見舞い

天皇皇后両陛下は22日午前、能登半島地震の被災地を見舞うため能登空港に到着されました。輪島市と珠洲市の住民を見舞われます。

両陛下は22日午前11時ごろ、特別機で能登空港に到着し、出迎えた馳知事や細田正県警本部長らと挨拶されました。両陛下はこのあと被害が大きかった輪島市や珠洲市を訪問し、被災した現場を視察するほか、市内の避難所で被災者を見舞い、災害対応にあたった関係者を労われます。宮内庁によりますと両陛下は被災地の復旧の妨げにならないようにと日帰りで夜には帰京されるということです。

能登空港(石川県輪島市)

両陛下が被災地を見舞われるのは2019年に台風19号で大きな被害を受けた宮城県と福島県を訪れて以来で、陛下の即位後としては2度目です。