石川県加賀市内のスーパーで購入した刺身を食べた女性が、吐き気などの症状を訴え、胃からアニサキスが見つかりました。石川県は食中毒と断定し、このスーパーを1日間の営業停止処分としました。

食中毒が発生したのは、加賀市山代温泉のAコープ桔梗山代店です。

南加賀保健福祉センターによりますと、4月2日の夜、50代の女性がこのスーパーで購入したカガミダイの刺身を食べたあと、腹痛や吐き気の症状を訴えました。
医療機関で治療を受けたところ、胃の中からアニサキスが検出されました。

この女性は入院しておらず、回復傾向だということです。

アニサキスは寄生虫の一種で、長さがおよそ2センチから3センチ、サバやサンマ、イカなどに寄生しています。4月に入り、県内で食中毒が発生したのはこれが初めてです。