バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第34節最終日は21日、沖縄県沖縄市の沖縄アリーナなどで11試合が行われ、長崎ヴェルカは同じ西地区で首位を走る琉球に91−84で競り勝った。通算24勝32敗で西地区6位。
 ヴェルカは第1クオーター、インサイドに果敢に切り込んでくる琉球に対し、チャン、髙比良らの3点シュートなどで応戦。狩俣の好守もあり、26−24とリードした。第2クオーターも5分までに5本の3点シュートを決めて47−34と点差を広げたが、そこからファウルがかさみ、流れが琉球に。フリースローを確実に決められ、点差を縮められると、残り4秒で51−53と逆転を許して折り返した。
 第3クオーターはリバウンドで優位に立ったヴェルカペース。ボンズがゴール下などで12得点し、70−67と再びリードした。第4クオーターも一進一退の攻防が続く中、馬場、ボンズが勝負どころで得点を重ね、最後は7点差で振り切った。ターンオーバー数は琉球の13に対し、ヴェルカは4。連係ミスの少なさが勝利につながった。馬場、ボンズは両チームトップとなる23得点を挙げた。
 第35節は27、28日、各地で24試合を実施。ヴェルカは佐世保市体育文化館で大阪との2連戦に臨む。