世界中で猫が身近な存在だったことがうかがえる次第です。

皆さまおなじみの、猫にまつわることわざといえば、いくつくらい出てくるでしょうか? 猫に小判、猫にまたたび、猫は家につく、いろいろあるけれどパッと思いつくのは、それほど多くないかと思われます。

スラスラと世界中の猫ことわざを諳んじたい、知らない猫ことわざを知りたい、けどネットで検索するのは結構めんどう、とお嘆きの皆さまに朗報です。世界各国に流布する猫にまつわることわざをまとめた書籍『世界のねこことわざ』が1/18に発売されるとのことであります。

世界各地には、日本の猫ことわざとは一味も二味も違った言い回しがたくさん。世界に散在する猫ことわざの意味と解説を一冊にまとめたとのことであります。

例えばこちらの、おフランスの猫ことわざ「すぐれた猫には すぐれたネズミ」。トムとジェリーを思い起こさせますが、よきライバルを表現するときに用いられるそうです。恥ずかしながら存知あげませんでした。一つ賢くなった気分であります。

本書ではそんな「ねこことわざ」を厳選して収録。猫の写真とオリジナル言語とともに解説します。また各国にまつわる猫豆知識も楽しい1冊となっています。

『世界のねこことわざ』プレスリリースより

気になるお値段は、税込1,540円。個人的には「秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる」ということわざの由来や発祥地域、出典などを以前から探しておりまして、こちらの書籍も参考にしながら、引き続き情報詮索を続けたいと思います。もし何かしらの情報をお持ちの猫博識者が居られましたら文献などをタレコミいただければ幸いです。

[『世界のねこことわざ』/ハーパーコリンズ・ジャパン]

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