JRAは10日、23年のアルゼンチン共和国杯を制したゼッフィーロ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)に右前浅屈腱炎が判明したと発表した。同馬は今後9カ月以上の休養を要す見込み。

 ゼッフィーロは父ディープインパクト、母ワイルドウインド、母の父Danehill Dancerの血統。

 22年2月、中京競馬場での3歳新馬戦でデビューし初陣を飾ると、23年の御堂筋Sを制してオープン入り。続くメトロポリタンSで3着に入り、デビューから9戦連続で馬券圏内に好走した。同年11月のアルゼンチン共和国杯では上がり最速を叩き出して重賞初制覇。

 その後、近2走は海外へと遠征し、香港ヴァーズとカタールでのアミールT続けて2着に入った。ここまでの通算成績は14戦5勝(うち重賞1勝)。