今週の日曜日は、東京競馬場でヴィクトリアマイル(GI・芝1600m)が行われます。

 過去10年では、ノーザンファームと社台ファームの生産馬が7勝2着7回3着5回と優秀な成績を残しています。とくに近4年に限れば、馬券になった12頭はいずれもどちらかの生産馬でした。そのなかには、21年に10人気2着のランブリングアレーもいます。

 そして15頭立ての今年は、ノーザンファーム生産馬が6頭出走し、社台ファーム生産馬も2頭。この8頭の取捨がレースのカギを握るといっても過言ではないでしょう。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 先週のNHKマイルCでは、【残った馬】のジャンタルマンタルとアスコリピチェーノで決着。また先々週の青葉賞では、【残った馬】の2人気シュガークンと7人気ショウナンラプンタのワンツー。

 今週も、ケシウマの【残った馬】にご期待ください!

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走1人気勝利
[0-0-0-8]複勝率0%
該当馬:マスクトディーヴァ
(過去の主な該当馬:21年デゼル4人気8着)

 過去10年では、前走で6着以下凡走馬が6勝を挙げているのに対して、前走勝利馬が[0-3-0-36]と未勝利に終わっている点に注目だ。そして意外にも、もっとも不振なのが前走1人気馬である。通常ならば、人気を背負ってしっかりと勝ちきっていたことを評価すべきだが、この舞台では逆に上積みが見込めない可能性も考えてみるべきだろう。ちなみに、マイルGII戦として行われた阪神牝馬Sを1人気で制した21年デゼルや17年ミッキークイーンも人気を裏切っている。

※データは過去10年間を対象にしている。

 上位人気が予想されるマスクトディーヴァが消去データに該当しました。

 昨年の秋華賞で牝馬三冠を達成したリバティアイランドの1馬身差の2着に迫った実力馬です。ローズSに続き前走の阪神牝馬Sも制して、GII戦で2勝の実績を高く評価せざるを得ないでしょう。ただしその前走は、不振の1人気での勝利。モレイラ騎手が継続騎乗で注目の存在ですが、過去傾向的には過信は禁物かもしれません。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。


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